蟇沼もちつき

蟇沼もちつき
蟇沼地区に古くから伝わるもので、6人から9人で餅をつき、途中、大変技術のいる「コネドリ」を交えたものである。以前は、祝儀あるいは講事、かやぶき屋根の葺(ふ)き替えや建前の時などにお祝いとして行われていた。
この技術を後世に末永く伝えるため、平成6年(1994)に保存会が結成された。餅つきと一緒に唄われる「餅つき唄」は那須地方に広く伝承されている節で唄われる。
餅つきの順序
- 前の晩から水に浸しておいたもち米を蒸(む)す。
- ネリ:蒸したもち米を臼に入れて杵(きね)でこねる(米をつぶす)。
- ツキ:三拍子のリズムに乗り、テンポ良く杵でつく。
*ここに餅つき唄が入る。つく人が時々休んでコネドリが入る。 - アゲツキ:二拍子でつき、コネドリが一緒に入る
名称
蟇沼もちつき(ひきぬまもちつき)
指定年月日
平成12年(2000)7月17日
指定別
市指定
区分
民俗文化財
種別
無形民俗文化財
所在地
蟇沼地区
所有者
蟇沼もちつき保存会
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更新日:2021年11月30日