ゼロカーボンパークへの登録~サステナブルな観光地を目指して~

更新日:2023年11月24日

日光国立公園の塩原温泉地区及び板室温泉地区が、「ゼロカーボンパーク」に登録されました。ゼロカーボンパークとは、国立公園において先行して脱炭素化に取り組むエリアとして環境省が推進しているもので、栃木県内初、全国では3番目の登録となります。

背景、目的

那須塩原市は持続可能な観光を推進しており、令和3年度「日本版持続可能な観光ガイドライン」のモデル地区に選定されました。本市の基幹産業である観光の更なる振興のためには、観光地の脱炭素化や貴重な自然資源の保全を欠かすことができません。

県内で一早くゼロカーボンシティを宣言した本市は、ゼロカーボンパークの登録により、環境省と一体となって塩原温泉地区及び板室温泉地区の脱炭素化への取組を進めることができ、これを機にサステナブルな観光地づくりを加速します。

主な取組

温泉排熱の利用

板室温泉地区では、環境省によるワークショップの開催を通じ、地域関係者を主体とした温泉排熱の利用を検討しています。

温泉供給設備の高効率化

温泉供給設備の高効率化・CO2削減のための改修について、市の上中塩原の集中配湯施設など、塩原温泉地区及び板室温泉地区において進めています。

地熱エネルギーへの理解醸成

塩原温泉地区では、地熱エネルギーについて考える会を開催し、環境と調和し地域に貢献する再生可能エネルギーへの理解を醸成しています。

グリーンスローモビリティの活用

塩原温泉地区では、令和3年11月にグリーンスローモビリティ(時速20キロメートル未満で公道を走る4人乗り以上の電動車)を用いた自動運転バスの実証実験を栃木県の事業により行います。市はこれをもとに、CO2を削減するこうした新たな交通手段を検討します。

プラスチックごみ削減対策

塩原温泉地区では、地域関係者が主体となって、レジ袋の紙製品化の取組を検討しています。

持続可能な観光地づくり

持続可能な観光地づくりのため、オーバーツーリズム対策、災害・感染症等危機管理対策、受入環境整備、環境保全など総合的な観光マネジメントに取り組んでいきます。

国立公園・温泉地のゼロカーボンパーク化に向けた那須塩原市の取組

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この記事に関するお問い合わせ先

環境戦略部 カーボンニュートラル課

〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2

電話番号:0287-73-5651
ファックス番号:0287-62-7202

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