偽の警告表示に「Microsoft」のロゴを用いて多額の金銭を支払わせる事業者に注意してください

更新日:2023年10月25日

事例

パソコンでウェブサイトの閲覧等をしていると、「Microsoft」のロゴに併せて、「Windows Defender セキュリティセンター」や「検出された脅威:トロイの木馬スパイウェア」、「Windows サポートへのお問い合わせ:(電話番号)」等の偽の警告(以下「偽警告」といいます。)が表示されるとともに、ピーといった警告音や「コンピュータのロック解除をするにはすぐにサポートに連絡してください」などのアナウンスが流れ、驚いた消費者が表示された電話番号に電話をかけると、「マイクロソフト」の社員等と名乗る者から、「あなたのパソコンは危険です」などと説明され、パソコンを遠隔操作されてインターネットバンキング(以下「ネットバンキング」といいます。)により多額の送金等をしてしまったという相談が各地の消費生活センターに寄せられています。(偽警告の例は下記のとおりです)

このため、消費者安全法(平成21年法律第50号)第38条第1項の規定に基づき、消費者の皆さんに注意を呼びかけます。

偽警告の例

偽警告の例(消費者庁ホームページから使用)

皆様へのアドバイス

偽警告が表示されたらブラウザ終了か再起動をしてください

  1. 偽警告が表示されたら、以下の方法でブラウザを終了させましょう。
    「Alt」と「F4」のキーを同時に押し、「このサイトを離れますか」など表示されたら、「はい」をクリック。
  2. 1が実行できない場合は、ESC を2~3秒間長押し、画面がひと回り小さく表示するので、ウィンドウの右上に『閉じるボタン』(×)をクリック
  3. 1、2の方法でブラウザを終了できない場合は、以下の方法でパソコンを再起動させましょう。
     「Ctrl」と「Alt」と「Delete」のキーを同時に押し、画面右下の「電源ボタンアイコン」をクリックして「再起動」を選択。
  4.  上記の方法でも偽警告の表示が閉じない場合は、独立行政法人情報処理推進機構情報セキュリティ安心相談窓口(03-5978-7509)に問い合わせてください。

電話をかけないでください

「Microsoft」のロゴに併せて、「Windows Defender セキュリティセンター」や「検出された脅威:トロイの木馬スパイウェア」等の表示とともに、電話をかけるように求める表示が出てきます。この電話番号には絶対に電話をかけないでください。

 実在する日本マイクロソフト株式会社やその関係者が、パソコンに警告を表示して消費者に電話をかけるように求めることはありません。

お金の話が出たら、電話を切りましょう

ウイルス駆除等のための費用の名目で、ネットバンキングを利用させたり、前払式電子マネーを購入させたりします。電話をかけてウイルス駆除等の費用として金銭を要求される話が出たらそれは虚偽だと疑い、すぐに電話を切りましょう。

 折り返しの電話があっても電話には出ないでください。

誰かに相談しましょう

 お使いのパソコンに偽警告の不審な画面が表示されたからといって慌てて一人で判断することなく、まずは家族や知人等誰かに相談しましょう。

このほかに、「消費生活センター」や「警察相談専用電話(電話番号#9110)」等の相談窓口に相談しましょう。

 自分は騙されないと思っていると、思いがけないところで騙されてしまいますので、自分を過信することがないようにしましょう。

相談窓口のご案内

 

消費者庁公表ページ

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 交通防犯課 くらし安全安心係

〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2

電話番号:0287-62-7126
ファックス番号:0287-62-7500​​​​​​​

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