SNSにアップする前に確認しよう
ちょっと待って、その投稿大丈夫?

友達との楽しいひと時をスマホで撮ってSNSにアップする、そんな事が当たり前になっています。しかし、撮影した画像に映り込んだ景色(看板、窓の景色、部屋の様子等)と、それまでの投稿内容と組み合わせて個人が特定されてしまう可能性があります。
個人が特定された場合、付きまといを受けたり犯罪被害にあう可能性があるほか、特定された個人情報に意図的に誤った情報やきわめてプライベートな情報が追加されたり、面白おかしく加工されてどんどん拡散していくこともあります。
また、「家族で旅行中」「一人で留守番中」などの投稿から、空き巣や強盗の被害にあう危険性もあります。
自分の情報を公開するときには、その投稿によってどのような影響があるのかよく考えるようにしましょう。
事例
実例1
2019年10月にアイドル活動をする女性の自宅をSNSに投稿された情報を基に特定し、自宅に侵入した男性が逮捕されました。
この事件ではSNSに投稿された写真の瞳に写った景色を拡大して自宅近くの場所を特定したと言われており、さらに「散歩中の写真の背景に写った付近の複数のチェーン店から、それらが集中している地域を割り出した」「住んでいる建物付近を特定した後、写真に写った室内のカーテンの柄から部屋を特定した」とも言われています。
実例2
2017年に愛知県や岐阜県付近で、約160件の空き巣を繰り返していた10~20代の男女35人が摘発されました。
このグループはSNSで高級ブランド品を身に着けた様子を投稿している投稿者に着目し、投稿写真の背景やコメント(天気や電車の遅延など)からおよその居住地を割り出した後に地図サービスで自宅を特定したと言われています。さらにSNSの投稿を監視し、不在となる日に犯行に及んだと言われています。
他にも、2019年5月に著名な美容クリニックの院長の別宅に空き巣が入り、貴金属を盗まれるという事件が発生しています。こちらも同様にSNSの情報を基に長期不在になることを把握しての犯行であると言われています。
ご相談は
- 栃木県警ヤングテレホン 電話番号 0120-87-4152
関連リンク
情報発信の際の注意(総務省 国民のための情報セキュリティサイト)(外部サイトへリンク)
事例6:ネットストーカーに注意(総務省 国民のための情報セキュリティサイト)(外部サイトへリンク)
#NoHeartNoSNS 特設サイト トップページ(一般社団法人ソーシャルメディア利用環境整備機構のサイト)(外部サイトへリンク)

この記事に関するお問い合わせ先
市民生活部 交通防犯課 くらし安全安心係
〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2
電話番号:0287-62-7126
ファックス番号:0287-62-7500
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更新日:2021年11月30日