急増!海産物の電話勧誘販売・送り付けトラブル

更新日:2022年07月25日

海産物の電話勧誘販売や送り付けのトラブルに関する相談が全国の消費生活センター等で急増しており、2021年度は5,000件を超え、前年度に比べて2倍を超えています。
相談事例をみると、「新型コロナウイルスの影響で収入が減って困っている」などといって消費者の親切心や同情心につけ込む勧誘のほか、「買ってもらわないと困る」などの強引な勧誘も目立ちます。また、電話勧誘を受けた際に購入を断っても後日商品が届くなど、送り付けの事例もみられます。トラブル防止のために相談事例を紹介するとともに、消費者への注意喚起を行います。

【事例】「支援してほしい」と電話で言われて海産物を購入したが、届いた商品は金額に見合わないものだった

電話で「新型コロナウイルスの影響で商品が売れず支援してほしい」と勧められ、海鮮の詰め合わせ約1万8,000円を申し込んだ。その後、再度事業者から電話があり、配送手続きの確認をされた。数日後、代引配達で荷物が届いたので、受け取って中を確認したら、ズワイガニ爪、鮭、数の子松前漬け、ホタテ貝柱、イカ一夜干し等が入っていたが、値段相当とは思えない質の悪い商品だった。品物には手を付けず、そのまま冷凍している。商品に契約書が同梱されていたが、クーリング・オフに関する記載はない。また契約日の日付が電話がきた日付より前で記載されていた。クーリング・オフできないか。

アドバイス

  • 少しでもおかしいと思ったら、きっぱりと断りましょう
  • 事業者からの電話勧誘で契約をした時には、クーリング・オフができます
  • 一方的に商品が届いても受け取らない、受け取ってしまっても代金を支払う必要はありません
  • 不安に思ったときは、消費生活センター等に相談してください
    那須塩原市消費生活センター(0287-63-7900)

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この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 交通防犯課 くらし安全安心係

〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2

電話番号:0287-62-7126
ファックス番号:0287-62-7500​​​​​​​

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