エアコンの事故に注意

更新日:2023年06月15日

【事例1】エアコンを取り外したところ、エアコン室外機が破裂し負傷した

原因

使用者が配管等に残った冷媒を室外機に集める作業を誤った手順により実施したため、コンプレッサー内部に空気が混入して、異常な高温・高圧状態となり、破裂したものと考えられる。なお、取扱説明書及びエアコン本体には、「お客様自身で工事作業をしない。冷凍サイクル内に空気を混入させない。破裂する危険がある。」旨、記載されていた。

【事例2】 エアコンを使用中、エアコン及び周辺を焼損する火災が発生した

原因

エアコンの電源コードが途中でねじり接続されていたため、ねじり接続部で接触不良が生じて異常発熱し、火災に至ったものと考えられる。なお、取扱説明書及び据付説明書には、「電源コードの加工、途中接続はしない。火災の原因になる。」旨、記載されていた。

【事例3】 使用中のエアコン付近から出火し、壁の一部が焼損した

原因

使用者の知人が室内機と室外機を接続する連絡線を途中接続したため、接続部で接触不良が生じて異常発熱し、出火したものと考えられる。なお、据付工事説明書には、「配線は途中接続しない。感電、火災の原因になる。」旨、記載されていた。

【事例4】 エアコンを使用中、エアコン内部及び周辺を焼損する火災が発生した

原因

使用者がエアコンの内部洗浄をした際、エアコン内部配線端子部に洗浄液が付着したことにより、端子間でトラッキング現象が発生して出火に至ったものと考えられる。なお、取扱説明書には、「洗浄は自身で実施せず、販売店又は事業者修理相談窓口に相談する。誤った使用方法で内部洗浄を行うと、発煙、発火する恐れがある。」旨、記載されていた。

エアコンの気を付けるポイント

エアコンの設置、修理、整備、移設、撤去の工事は、専門の知識や資格を持った業者に依頼しましょう。十分な知識を持たずに「無謀なDIY」による作業を行うと以下のような重大な事故に至るおそれがあります。

  • 冷媒を集める作業(ポンプダウン)で室外機が破裂するおそれ
  • 「無謀なDIY」による電源コードや連絡線の加工、延長で発火するおそれ
  • エアコンの内部洗浄で発火のおそれ

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