コイン形電池やボタン形電池の事故に注意!

更新日:2021年11月30日

コイン形:硬貨のような大きさで、ボタン型よりも電圧の大きい製品があります。
ボタン形:ワイシャツのボタンのような大きさです。
どちらの電池も金属の接触による短絡(※)や誤飲などで事故に至るおそれがあります。

※短絡とは、電気回路の電位差のある端子を、故意または過失で接触させるショートを意味します。

事例1

使用済みのボタン形電池を樹脂製のかごに入れて、台の上に置いていたところ、その付近から炎が出た。

原因

使用済みの電池を絶縁処理せず、多数(約80個)保管していたため、電池同士が電極間で短絡して発煙・発火したものと推定される。

注意事項

ボタン電池の廃棄の際は、電極全体を覆うようにテープを貼ってください。セロハンテープやビニールテープなどには絶縁性があり、事故を防ぐのに有効です。

事例2

玩具から取りはずした使用済みのボタン形電池が破裂した。

原因

玩具にボタン形電池3個を直列で装填する際、新旧の電池を混用したため、古い電池が過放電状態となり、内部でガスが発生して破裂したものと推定される。なお、電池の梱包パッケージには、「新旧の電池を混ぜて使わない。破裂の危険がある」という記載がなかった。

注意事項

電池の取替えは製品に使用されているものすべてを同時に行い、新しい電池と古い電池は混ぜて使用しないでください。古い電池内部でガスが発生し、破裂するおそれがあるので、取替える際は必ず全ての電池を新しいものに交換してください。

事例3

幼児が玩具で遊んでいた際、コイン形電池を収納しているふたが外れ、玩具から外れた電池を飲み込み、化学やけどを負った。

原因

電池を収納しているふたの固定が不十分で、ふたが開いたため、幼児が製品に入っていたコイン形電池を誤飲してしまったものと考えられる。

注意事項

誤飲のおそれのある玩具などは幼児の手の届かない場所や鍵の掛かる場所に保管するなど、保管場所に気を付け、遊ぶときにも幼児が口に入れないよう、目を離さないでください。また、玩具などの部品で口に入るサイズのものが外れたりしないか、確認してください。コイン形電池やボタン形電池を玩具に収納しているふたが外れやすくなっていないか点検を行いましょう。

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この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 交通防犯課 くらし安全安心係

〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2

電話番号:0287-62-7126
ファックス番号:0287-62-7500​​​​​​​

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