扇風機の事故に注意!

更新日:2021年11月30日

徐々に気温が上がり始め、日によっては蒸し暑く感じる時間帯も増えてきました。エアコンの補助や自然な風が好みで扇風機を使用される方も多いかと思います。扇風機は使い方を誤ると火災などの事故に至ることがありますので、注意をお願いします。

事例1

扇風機を使用中、本体から発火し、扇風機及び周辺を焼損する火災が発生した。

原因

約46年の長期使用により、モーターの絶縁性能が低下し、ショートが生じて出火に至ったものと考えられる。

事例2

扇風機を使用中、電源コードから発火し、扇風機及び周辺を焼損する火災が発生した。

原因

扇風機の電源コードが壁とテーブル間に挟み込まれていたため、圧迫されてコードが断線状態となり、ショートして出火に至ったものと考えられる。なお、取扱説明書には、「重いものを電源コードの上に乗せたり、挟み込んだりすると電源コードが破損し、火災及び感電の原因になる。」旨、記載されている。

扇風機の注意事項

事故の前兆を見逃さない

以下のような異常が見られる場合は、使用を中止して、電源プラグをコンセントから抜き、購入店または製造・輸入事業者の修理窓口に相談してください。

  • スイッチを入れても羽根が回らない
  • 羽根の回転が異常に遅い、又は不規則な動きをする
  • 羽根が回転するときに異常な音や振動がある
  • 電源コードに触れると羽根が回転したり、止まったりと動作が不安定
  • 首振り動作が不規則であったり、異常な音がする

使用しないときは電源プラグをコンセントから抜く

扇風機による事故の中には、「動いていないため、スイッチが切れていると思ったが切れていなかった」「スイッチを入れたものの動かなかったため、そのままにしていた」という状態で、事故に至った事例も報告されています。特に製造から長期間経過した扇風機においては、使用しないときは電源プラグをコンセントから抜いてください。

電源コードの取扱に注意する

電源コードを傷つけてしまうと、ショートして発火に至るおそれがあります。電源コードに重い物を載せたり、挟み込んだりしないでください。また、電源コードが折れ曲がったり、破損していないか、使用する前に確認してください。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 交通防犯課 くらし安全安心係

〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2

電話番号:0287-62-7126
ファックス番号:0287-62-7500​​​​​​​

お問い合わせはこちら

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
このページの情報は役に立ちましたか?



このページの情報は見つけやすかったですか?