子供の液体芳香剤の誤飲に注意!~重症化することも~

更新日:2021年11月30日

リードディフューザーというボトルに入った液体芳香剤の液に木製の棒などの一端を浸して、吸い上げられた液を気化、拡散させる芳香剤が家庭などで広く利用されています。

最近、乳幼児がリードディフューザーに入っている液を誤飲し、肺の一部が空洞のようになる呼吸器障害を負って2週間程度入院し、その後も通院を要しているという事故がありました。

2010年12月から2020年12月末までの約10年間に、乳幼児が液体芳香剤を誤飲したなどの事故情報が31件寄せられています。

液体芳香剤の誤飲事故の事例を紹介していきます。

液体芳香剤の誤飲重症になることものチラシ

事例

トイレに置いていた液体芳香剤を誤飲し、3回吐き、激しくせき込んだ。その後、熱が出て、呼吸が速くなった。翌日病院に行ったら化学性肺炎と診断され2週間入院。胸部CTにて、肺の一部が空洞のようになっている箇所がみられ、治るかどうかは不明である。(当事者:1歳男児)

ひとことアドバイス

  • 液体芳香剤は、乳幼児の手や目が届かない場所で使用・保管しましょう。
  • 液体芳香剤の液は、気管に入ると化学性肺炎を生じる危険があります。誤飲しても慌てて吐かせずに、商品名と飲んだと思われる量を確認し、すぐにかかりつけ医や中毒110番等に相談しましょう。
  • 液体芳香剤の液が目に入った場合は、すぐに流水で洗い流しましょう。皮膚に付いた場合は、かぶれるおそれがあるので石けんなどでよく洗いましょう。

誤飲した場合の主な相談機関

「公益財団法人日本中毒情報センター中毒110番」

つくば:029-852-9999(365日、9~21時対応)/大阪:072-727-2499(365日、24時間対応)

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市民生活部 交通防犯課 くらし安全安心係

〒325-8501
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電話番号:0287-62-7126
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