内水浸水想定区域図の公表

更新日:2024年08月30日

近年、局所的な豪雨や想定を上回る量の降雨の発生頻度が増加しており、大雨が降った際、排水路などにより雨水を排水できない場合に発生する内水氾濫による浸水のリスクが増加しています。

本市では、短時間の大雨により市街地の下水道や道路側溝などから水があふれた場合に想定される浸水の範囲と浸水の深さを示した「内水浸水想定区域図」を作成しました。

日頃から内水浸水への備えと防災に対する意識の向上に、「内水浸水想定区域図」を御活用ください。

内水浸水想定区域図について

内水浸水想定区域図は、以下の条件にて想定される浸水の範囲と浸水の深さをシミュレーションによって示しました。

 

〇シミュレーションの前提条件

▶対象とした区域:公共下水道(雨水)の全体計画区域と隣接する浸水実績のある区域(計2,671ha)

▶対象とした降雨:想定最大規模降雨(1時間当たり153mm)

※想定最大規模降雨とは、過去に関東地方で観測された1時間当たり153mmの降雨があった場合の浸水を想定(1年間にその規模を超える降雨が発生する確率がおおむね1/1000以下の降雨)。

※参考:平成10年那須水害 時間最大降雨量83.5mm

 

本市の内水浸水想定区域図は、水防法第14条の2に基づくものではありませんが、宅地または建物の取引の際には、こちらの内水浸水想定区域図を提示していただき、水害リスクの把握や日頃から内水浸水への備え等に役立てていただけるよう、取引の相手方へ情報提供をお願いします。

内水と外水(洪水)による浸水の違い

内水浸水とは、下水道等の雨水水路の排水能力を上回る大雨が降り、水路やマンホールから水が溢れて発生するものや、河川周辺の雨水が河川の水位が高くなり排水できずに発生する浸水です。

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出典:水害ハザードマップ作成の手引き

外水(洪水)浸水とは、主に河川の堤防の決壊や河川から溢れた水により発生する浸水です。

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出典:水害ハザードマップ作成の手引き

 

河川の洪水による浸水想定区域は、防災ハザードマップを参考にしてください。

内水浸水想定区域図のデータダウンロード

公表する内水浸水想定区域図については、地形図、地盤高データが更新された場合や、事業の進捗に合わせて、適宜見直しを行っていきます。

よくある質問

内水浸水想定区域図に関する基本的な内容や、よくある質問を以下のQ&Aにまとめましたので、ご確認ください。

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道部 整備課 管路整備係

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5921
ファックス番号:0287-37-5115

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