学校給食用牛乳のストロー廃止について

更新日:2024年04月02日

これまで、学校給食において牛乳を飲む際には、プラスチック製のストローを使用しており、年間約500キログラム(0.5トン)のプラスチックごみが発生していました。

環境に配慮した取組として、牛乳パックの飲み口を開けやすいように工夫したストローレスパックへ切替えを行い、令和4年4月から原則ストローの使用を廃止しました。

※ ストロー継続使用事例

  • 小学校新1年生については、移行期間として7月(夏季休業前)までは使用可
  • 個別の事情により継続使用を希望する児童生徒 など

ストローレス化の効果

(1)プラスチックごみの削減

約500キログラム(0.5トン)のプラスチックごみ削減(約194万本分のストロー使用本数削減)

約1.36トンの二酸化炭素排出量削減

※全てのストロー使用を廃止した場合の年間試算(令和3年時点)

(2)児童生徒の環境意識の向上

◆児童・生徒がプラスチックごみの実態を学ぶことで、環境問題への意識の向上を図る。

※一人が義務教育9年間で使うストロー使用本数は約1,800本(重さにすると約470グラム)

 

取組にあたってのキャッチコピー

今回の取組を児童生徒の環境問題意識向上を図る好機ととらえ、取組が浸透しやすいようキャッチコピーを作成しました。

プラごみゼロ作戦キャッチコピー

ストローレスパックについて

(1)提供する牛乳について

牛乳パックの飲み口部分の圧着加工のみの変更であり、牛乳自体はこれまでと同じです。

また、今回の取組みに伴う学校給食費の変更はありません。

SchoolPOP1

(画像:日本製紙株式会社提供)

従来の牛乳パックと比較して、開けやすい構造になっています。

また、従来どおりストロー孔(あな)も設けられています。

(2)牛乳パックの開け方・飲みやすさについて

SchoolPOP2

(画像:日本製紙株式会社提供)

直接牛乳パックに口を付けて飲みます(直飲み)。

プッシュパネルを加えたことで、飲み口の傾斜が調整でき、スムーズに飲用可能。

(3)衛生性について

牛乳の製造にあたっては、無菌に近い環境下で製造されているということ、また、牛乳パックの実際に口が触れることとなる部分は飲み口を開封するまでは外側に露出しない構造となっていることから、衛生面に関しては問題なく、安心して飲むことができます。

実施方法(周知方法)

(1)学校牛乳のストロー使用廃止について

各学級にポスター及びストローレスパックサンプルを掲示するなど、学校を通して児童生徒に周知を図りました。

(2)環境教育について

映像による環境教育として、渡辺市長によるメッセージ動画を作成し、栃木県の作成した動画などと合わせて各学校で給食の時間等に放映しました。

 

【那須塩原市作成】学校牛乳から始めようプラごみゼロ作戦!【渡辺市長からのメッセージ動画(小学校1~4年生用)】

【那須塩原市作成】学校牛乳から始めようプラごみゼロ作戦!【渡辺市長からのメッセージ動画(小学校5・6年生、中学生用)】

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この記事に関するお問い合わせ先

教育部 教育総務課 給食係

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5984
ファックス番号:0287-37-5479

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