食生活から健康を考える 食生活改善普及運動実施中
健康寿命を伸ばすことを目指して、「食事をおいしく、バランスよく」を基本テーマとし、9月1日から30日まで全国的に食生活改善普及運動が実施されています。
こちらでは、生活の中で生かすヒントをご紹介します。
食事をおいしく、バランスよく
主食・主菜・副菜は健康な食事への第一歩。
からだに必要な栄養素をバランスよくとるには、主食・主菜・副菜を組み合わせて食べることが大切です。
1日2回以上、揃えられるようにしましょう。
手軽にバランスよく食べるコツ
具材を工夫して、ワンプレートでもOK
(外食では具材に注目して選ぶ)
外食では定食を選ぶ
お弁当や惣菜を購入するときは、
主食・主菜・副菜が入っているものを選ぶ
種類が豊富で手軽な中食を上手に活用
※中食とは、惣菜店やお弁当屋・コンビニエンスストア・スーパーなどでお弁当や惣菜などを購入したり、外食店のデリバリー(宅配・出前)などを利用して、家庭外で商業的に調理・加工されたものを購入して食べる形態の食事のことです。
市民の食生活
主食・主菜・副菜をほぼ毎日揃えて食べている市民は増加しています。(H27年 31.1% → R3年 38.1%)
全国と比較すると、全体では市 38.1%が全国 37.7%を上回っています。男性では市 36.8%に対し全国は35.1%、女性では市 39.2%に対し全国は39.8%と、女性は市が全国をやや下回っている状況です。
(市:平成27年・令和3年 市生活習慣アンケート調査、全国:食育に関する意識調査 令和4年3月 農林水産省報告)
野菜で健康生活 毎日プラス1皿
大人が1日に必要とされる野菜の摂取量は350グラム。
これは日本人の平均摂取量にもう1皿加えた量に相当し、トマトなら、あと半分、野菜炒めなら、あと半皿で目標の350グラムに達します。
意識しておいしく野菜をとることで、理想的な食生活に近づきます。
野菜を今より多くとるヒント
- ゆでる、レンジにかける、スープや煮物にするなど、熱をかけるとカサが減って食べやすい。
- カット野菜や冷凍野菜を活用。
- 外食の際は、1品ものではなく定食を。
- 時間がないときは、野菜ジュースを活用。
市民の食生活
野菜を毎日たっぷり(350グラム)食べている方は、男性28.9%、女性28.4%で6年前(男性26.8%、女性27.8%)と比較して男女ともに増加しています。(平成27年・令和3年 市生活習慣アンケート調査)
おいしく減塩 1日マイナス2グラム
厚生労働省が示す食塩の摂取目標量(日本人の食事摂取基準2020年版)は、1日あたり男性7.5グラム未満、女性6.5グラム未満です。
目標量は現在の摂取量からマイナス3グラム程度。
だし、柑橘類、香辛料等を使って、まずは1日マイナス2グラムを目指しましょう。
食品に記載されている栄養成分表示を見て、食塩相当量が少ないものを選ぶことも減塩につながります。
今より減塩をするヒント
- 麺類の汁はできるだけ残す。(半分残した場合 1.6グラム減)
- 醤油をポン酢や減塩醤油に変える。(大さじ1杯を変えた場合 1.2~1.3グラム減)
市民の食生活
市民の食塩摂取量のデータはありませんが、栃木県民では、1日あたり男性で10.7グラム、女性で9.1グラム摂取しています(平成28年度 県民健康栄養調査)。1日の食塩目標量である男性7.5グラム未満、女性6.5グラム未満からはそれぞれ3グラム程度多い状況です。
毎日のくらしwithミルク
牛乳・乳製品を取り入れましょう
市民の食生活
ほぼ毎日(週6~7日)牛乳・乳製品をとっている市民は増加しています。(H27年 35.1% → R3年 37.0%)
年代別では、70歳以上で47.9%と最も割合が高く、20歳代は21.6%と他の年代を大きく下回っています。
(平成27年・令和3年 市生活習慣アンケート調査)
関連情報リンク
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保健福祉部 健康増進課
〒325-0057
栃木県那須塩原市黒磯幸町8番10号
電話番号:0287-63-1100
ファックス番号:0287-63-1284
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更新日:2023年08月16日