熱中症を予防しよう
熱中症とは
気温も湿度も高い場所にいて、体温の調整ができなくなり体調が悪くなってしまった状態です。
暑さ指数(WBGT)について
暑さ指数は、熱中症を予防することを目的として提案された指数です。単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。
人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射(ふくしゃ)などの周辺の熱環境、気温を取り入れた指標です。
暑さ指数(WBGT) |
注意すべき 生活活動の目安 |
注意事項 |
危険 (31以上) |
すべての生活活動でおこる危険性 |
高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。 外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。 |
厳重警戒 (28~31) |
すべての生活活動でおこる危険性 | 外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。 |
警戒 (25~28) |
中等度以上の生活活動でおこる危険性 |
運動や激しい作業をする際は、定期的に充分に休息を取り入れる。 |
注意 (25未満) |
強い生活活動でおこる危険性 | 一般に危険性は少ないが、激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。 |
環境省ホームページより
日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.4」(2022)より改編
熱中症の症状
- 軽症:めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗が止まらないなど
- 中等症:頭痛、吐き気、体がだるくなったり力が入らなくなるなど
- 重症:意識がない、けいれん、体温が高い、呼びかけに対する反応がおかしい、まっすぐ歩けないなど
暑さを避け身を守りましょう
熱中症を防ぐために、適切な対策をしましょう。
子ども、高齢者、障がいをお持ちの方は、特に気を配る必要があります。
周囲の方からも積極的な声かけをお願いします。
室内では
- 扇風機やエアコンで温度を調節
- 遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
- 室温をこまめに確認
- WBGT値も参考に
屋外では
- 日傘や帽子の着用
- 日陰の利用、こまめな休憩
- 天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える
からだの蓄熱を避けるために
- 通気性の良い、吸湿性・速乾性のある衣類を着用する
- 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす
こまめに水分を補給する
- のどが渇く前に水分補給をしましょう
- 1日当たり1.2リットルを目安にしましょう
- 大量に汗をかいた時は塩分も忘れずにとりましょう
病気で医療機関を受診している場合には、水分や塩分の取り方について主治医の先生に相談しましょう
熱中症の応急対応
- 呼びかけに応じる時
- 安全で涼しい場所に移動
- 横になって休む
- 保冷材等で体を冷やす
- 水分補給する
- 自力で水が飲めない、意識がない場合は救急車を呼びましょう
外部リンク
熱中症予防情報サイト(環境省のサイト)(外部サイトへリンク)
この記事に関するお問い合わせ先
保健福祉部 健康増進課
〒325-0057
栃木県那須塩原市黒磯幸町8番10号
電話番号:0287-63-1100
ファックス番号:0287-63-1284
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更新日:2023年05月31日