再犯を防止して安全・安心な社会へ

更新日:2023年07月06日

犯罪や非行をした人の多くは、事件への反省を踏まえて生活を立て直し、社会の健全な一員として暮らしていきます。しかしながら、近年、刑法犯の検挙者の約半数が再び犯罪や非行をしてしまうという状況となっています。
本人や社会にとって不幸な循環を断ち切り、再犯者を減らすことが、犯罪のない安全な社会を築くためには重要です。

1.今、再犯防止が重要な理由

刑事施設に収容される受刑者のうち約6割が再入者と言われています。犯罪を減らすためには再犯防止が重要な課題となっています。

2.再犯を防ぐために必要なこと

出所後、「仕事」と「住居」等安定した生活環境を整えることが重要な課題となっています。

3.刑務所などで行われている取組について知ろう

再犯や再非行を防ぐため、それぞれの施設で様々な取組が行われています。

(1)刑事施設(刑務所・少年刑務所・拘置所)

自分が犯した罪の重さを自覚し反省を促すとともに、過ちを二度と起こさないよう、改善更生の意欲を呼び起こして社会生活に適応できる能力を身に付けさせ、社会復帰に向けた支援を行っています。

(2)少年院

反社会的なものの見方や考え方、行動の仕方を是正させ、健全な社会生活を営むための基礎となる知識及び生活態度を習得させるとともに、生活指導、教科指導、職業指導、体育指導等、様々な指導を行っています。

(3)少年鑑別所(法務少年支援センター)

地域社会の非行及び犯罪の防止に向けた取組として、子どもの発達・性格の調査、子どもや保護者への心理相談、研修・講演の講師派遣などの支援を行っています。

4.社会復帰に向けた出所・出院後の指導や支援

保護観察官や保護司、民間団体などが連携して「更生保護」に取り組み、犯罪や非行をした人の立ち直りを支えています。また、住む場所や仕事を得るための支援も国や県、民間団体が協力して取り組んでいます。

5.再犯防止のため、あなたにできること

過去に罪を犯した人たちの立ち直りを助け、再び犯罪や非行に陥ることを防ぐ「更生保護」の活動には、保護司や更生保護施設をはじめ、たくさんの人や団体が関わっています。立ち直ろうとする人たちを見守る、更生保護活動にご協力をお願いします。

例えばこんなこと

  • 更生保護ボランティアを支援する
  • 刑務所作業製品を購入する
  • 更生保護女性会やBBS会の活動に参加する(お問い合わせはお近くの保護観察所まで)
    保護観察所一覧別ウインドウで開きます

https://www.moj.go.jp/hogo1/soumu/hogo_hogo01-01.html#02 

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栃木県那須塩原市共墾社108番地2

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ファックス番号:0287-62-7500

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