9月は健康増進普及月間
厚生労働省は、国民一人一人の健康に対する意識を高め、健康づくりに向けた行動を促す月間として、毎年9月を「健康増進月間」としています。
運動習慣を持つことや食生活の改善などの健康的な生活習慣を身に付けることは、健康づくりのために重要です。
「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠 ~健康寿命の延伸~」の統一標語を基にして、健康に向けて生活習慣を改善しましょう。
1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠
1 運動
- 今より10分多く体を動かすことで、死亡リスク、生活習慣病発症、認知症の発症などを低下させることができると考えられています。また、10分多く体を動かすことを1年間継続すると、1.5~2.0kgの減量効果が期待できます*。
- まずは座りっぱなしをやめて、できる範囲で体を動かす時間を増やしていき、1日合計60分間元気に体を動かすことを目標にしましょう。
- 10分の活動例・・・早歩き、階段を使う、掃除・洗濯、散歩、庭の手入れなど
*引用元:「アクティブガイド」e-ヘルスネット(厚生労働省)
成人版アクティブガイド2023 (PDFファイル: 7.7MB)
2 食事
▶主食・主菜・副菜は健康な食事への第一歩です
1日2回以上、主食・主菜・副菜を組み合わせて食べましょう。

▶まず1日1gの減塩に取り組みましょう
- 栃木県民(20歳以上)の1日の食塩摂取量は、男性10.7g、女性8.8gです*。健康を維持増進するための1日の目標量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満で、男女ともに目標量を上回っています。
- まず1日1gの減塩から始め、高血圧予防を目指しましょう。
- 減塩の工夫例・・・麺類のスープを半分残す、しょうゆ(大さじ1)をポン酢に変える
*引用元:「令和4年度県民健康・栄養調査結果」より
▶毎日野菜をプラス1皿
- 野菜はビタミンやミネラル、食物繊維を多く含んでおり、野菜を多く食べる人は、脳卒中や心臓病、がんなどにかかる確率が低いと言われています。
- 副菜は、1日5~6皿(1皿70g目安)を食べることを目標にしましょう。

出典:厚生労働省
3 禁煙
- たばこを吸う人は禁煙にチャレンジしましょう。禁煙を始めるのに遅すぎることはありません。医療機関へ相談し、禁煙を始めましょう。
- たばこを吸わない人は、受動喫煙を避けましょう。

出典:「禁煙の効果」e-ヘルスネット(厚生労働省)

出典:厚生労働省
4 病院の受診
- 普段健康だから「かかりつけ医」は要らない、引っ越してきたばかりでまだ決めていないという方でも、急な病気はもちろん、健康のこと、医学や医療のことなど気になることを気軽に相談できる「かかりつけ医」を持つことをお勧めします。
- 「とちぎ医療情報ネット」とは、栃木県内の医療機関や薬局の機能に関する情報を栃木県が集約したものです。症状やニーズに合った医療機関や薬局を探す際等に御活用ください。
検(健)診を受けて健康状態を確認しましょう
1年に1回、がん検診や特定健診などの健康診査を受けると、自分の健康状態を知ることができます。毎年、受ける月を決めておくと定期的な受診につながります。
健康相談会を開催しています
- 保健師・管理栄養士・看護師が健診の結果相談や、その他心身の健康相談を行います。希望する場合は予約が必要です。
- 詳細は、健康増進課へお問い合わせください。
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この記事に関するお問い合わせ先
保健福祉部 健康増進課 健康増進係
〒325-0057
栃木県那須塩原市黒磯幸町8番10号
電話番号:0287-63-1100
ファックス番号:0287-63-1284
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更新日:2025年02月28日