ちっちゃな自然み~つけた(ナンバー98)
今年も発見、森の二重丸!~コクワガタの産卵痕確認~
【平成25年(2013年)3月20日号】


昨年の12月下旬に、クリーンセンター施設内の雑木林で、クワガタの産卵調査を実施しました。クリーンセンターでは、共生学習室が中心となって周辺林の自然再生事業を行っています。その一つとして、初冬のこの時期、クワガタの産卵状況を見るために、林内を歩き回りました。
少し歩くと汗ばむくらいの、この日、1本1本倒木を丹念に見ていくと、ありました!「この木には、私が卵を産みましたヨ!」という、コクワガタのお母さんが残した二重丸が。コクワガタのメスは、産卵をするとき1個ずつ、このマーク(産卵痕)を残します。この後、産卵マークのついた倒木を4本確認することができました。
次に、その内の1本で赤ちゃん(幼虫)が無事に育っているかを見てみると、いました!幼虫も順調に育っているようです。よかった」と、額の汗をふいて空を見上げると、緑色のウスタビガの空繭が、風にゆられていました。
追伸 この日、見つかった幼虫は、クリーンセンターで、順調に育っています。今年の夏には、林へ帰れそうです。
あきお
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更新日:2021年11月30日